先物市場のスタートで様相が変わるビットコイン

ここのところなにかにつけて話題になるビットコインですが、12月に入りいよいよ米国CBOE,シカゴオプション取引所が運営するCBOEグローバルマーケッツで10日からビットコインの先物取引が開始されることになり、本格的に金融市場で売買が進むこととなりました。

これまではビットコインを取引する人間だけが中心となって形成してきた相場でしたが、いよいよ金融市場全体として先物市場で売買されることになるため、その取引も閉鎖的なこれまでの状況とは異なり、大きく変化することが予想され始めています。

本格的に金融のプロが参入するBTC先物市場

米商品先物取引委員会(CFTC)はCBOEグローバルマーケッツと米先物取引所運営大手のCMEグループ(CME)に対し仮想通貨ビットコインの先物上場を認めており、CMEグループは今月18日にビットコイン先物取引をCMEグロベックス電子取引プラットフォームで開始することを明らかにしています。

CBOEグローバルマーケッツはこれより約1週間早い取引開始をすることとなり、この二つの市場でビットコインの先物が扱われることにより、これまで以上に流動性の高い取引が可能となってくることが期待されます。

買いのみならず売りもしっかり出てくる可能性

こうした先物市場が確立することになれば、ほかの金融商品の先物市場と同様に買いも出れば売りも出るということで、かなり市場は活性化することにあります。

またこれまでは個人中心の投機主体で買いが圧倒的に多かったビットコインですが、今後は売りと買いが拮抗したり、売り優勢の局面も登場することが容易に予想され、取引はこれまで以上に難しくなりそうです。

こうした市場への上場が決まることはビットコイン自体にとっては非常に好ましいものであり、より精度の高い売買ができるとともに市場参加者の増加でさらにマーケットが大きくなることが予想されます。

従来の取引所取引ではオーダーを出してから約定するまでに驚くほどの時間がかかったりFXでは考えられないようなスプレッドの設定があるなど、およそまともな取引とは思えないようなものも含まれてきたわけですが、先物市場複数の場への上場がこうした問題を徐々に解決してくれることになりそうです。

ただ依然として実需がないのがこの通貨の特徴でもありデメリットでもありますので、需給がどのように形成されていくのかについても市場の関心は高まりそうです。

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